Classical Records
新譜と主な在庫切れレコードの入荷予定(9月22日更新)
・価格・在庫状況は各レコードのジャケットをクリックしてください。
10月以降の入荷予定です。
主な入荷済みレコード(新譜・再入荷盤) 一覧
入荷しましたレコードは、入荷当日からご購入いただいた順に発送しております。
お手元に届くまで今暫くお待ち下さい。
ASTRÉEの高音質盤名盤が復刻されます。
故・長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したASTRÉEの高音質名盤、《マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より》《F.クープラン:ヴィオール作品集》の2タイトルがALIA VOXより復刻されます。
演奏は、古楽界の巨匠中の巨匠のジョルディ・サヴァール(vg)を中心に同世代の名手と共にフランスのサン・ランベール・デ・ボワ教会にて行われた演奏を収録しています。
教会での収録と言うこともあると思いますが、残響音までが濃厚な空気感を持っていて、他では聴くとの出来ない柔らかで豊かな音質には心が洗われます。
録音は、ドクター・トーマス・ガリアが担当し、マスタリングには
マヌエル・モヒノがあたっています。完全生産枚数限定盤 Serial No. 付き
11月中旬発売予定 予約受付中。 33rpm 180g Stereo LP 各¥4,800 (税込・送料別)
TELARCの名録音盤が久々の登場です。
1977年にサウンド・エンジニアのジャック・レナーと音楽プロデューサーのロバート・ウッズにより設立されたTELARCは、アメリカのマーキュリー・レコードが実践した全指向性マイクロフォンを左右+中央に配置するマイクセッティングを基本として、明瞭な定位を確保し、リミッターやイコライザーに頼らないデッカ・レコードやRCAレコードとも異なる音作りを行いました。
当初はダイレクトカッティングのみ行っていましたが、1978年からはデジタル録音を行い高音質のD/Aコンバーターにより変換して
レコード化を行っていました。
本物の大砲を録音し、今までに無い程のダイナミックレンジの広さで一斉を風靡したエリック・カンゼル指揮/シンシナティ交響楽団
によるチャイコフスキー:序曲1812年が大ヒットしたことによりTELARC = 高音質盤メーカーとして世界中で認知されるようになりました。
しかし、同じ時期に録音・発売されながら影に隠れてしまったレコードがこの「展覧会の絵」です。
録音される1ヶ月前の1978年9月の来日公演時には「展覧会の絵」も演奏され、クリーヴランドの弦の音色ってこんなに美しかった?、金管は流石アメリカのオーケストラだ!など様々な完動を与えました。
1812年の音質はデモには最適ですが、演奏はマゼール指揮/クリーヴランド管弦楽団が圧勝です。
勿論録音もRCA Living Stereoの高音質盤フリッツ・ライナー指揮/シカゴ交響楽団を凌ぐ程です。
私の記憶では、レコードで復刻されたことは無かったように思います。
合唱録音の最高峰 4タイトルが揃いました。
合唱の高音質盤と言えば、proprius 『カンターテドミノ』が上げられますが、最近では、Chesky Record* の優秀録音を更に高音質化したAudioNautes Recordingsの『大いなる神秘』が人気です。
また、『イースターのための合唱曲集』は、Positive Feedback 2020 Writer's Choice Award Winner ! を授賞しました。
『ラウダーテ Ⅱ』は、AudioNautes Recordingsの傑作盤であることは間違いないのですが、こちらは殆ど入荷しないためこれ程の名演・名録音を知る人が少なく残念です。
合唱録音の最高峰と言われる4タイトルが一緒に揃うことはあまりありません。
Berliner Philharmoniker が自ら手掛けた戦時のフルトヴェングラー最高音質のLP
先に発売された「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45 SACD Hybrid盤から
厳選された音源を選んだ8LP BOXが全世界2,000セットのみSerial No.入りで販売されます。
Berliner Philharmoniker が自ら手掛けた戦時のフルトヴェングラー最高音質のLP登場です。
ダイレクト・カッティングによるラトルのブラームス交響曲全集やベートーベン交響曲全集、ハイティンクのブルックナー交響曲第7番などレコードの製作にも力を惜しまないBerliner Philharmonikerならではのものです。
ドイツ帝国放送局のオリジナルテープを初めて利用してハイレゾサンプリング、更に最新のデジタル技術により邪魔になる雑音のみを除去した結果、過去の全てのレコードに勝る決定盤になったことは、多くの録音賞授賞が物語りました。
また、見事な複刻は戦時下の激動の時代ならではの極限的でエキセントリック、そしてモダンで独特な演奏を一段と魅力的にしています。
アンセルメ指揮の名盤《カルメン・アルルの女 組曲》45rpm盤で発売中です。
オーディオチェック用のリファレンスディスクとしても重宝されてきた鮮度抜群の優秀録音盤が45rpm 180g 2LPで初登場です。
Original Recordings Group から新譜予定案内が来てから何と8年振りの発売となります。
アンセルメセルメの超優秀録音盤『ロイヤル・バレエ・ガラ』と並び賞される『カルメン/ アルルの女』組曲待望の発売となりました。
アンセルメのマルチトラック録音嫌いは有名で、録音においてもオーケストラの音のバランスを整えるのは録音エンジニアの仕事では無く指揮者の仕事だと考えていたからです。
しかし、『ロイヤル・バレエ・ガラ』とはオーケストラ、収録ホールの違いもあり音の傾向が異なります。
『カルメン・アルルの女組曲』は、オンマイクで鮮度が高くオーケストレーションがスコアを見ているかのようにわかります。『ロイヤル・バレエ・ガラ』は、オフマイクのホールトーンたっぷりの臨場感豊かな録音とは異なります。いずれにしても60年以上前のオーケストラ録音とは思えない素晴らしい音質です。
チェリビダッケの最高傑作にしてブルックナー交響曲第8番の頂点
チェリビダッケの最高傑作どころか、ブルックナー演奏の頂点とまで賞賛された伝説のライヴ「チェリビダッケ、リスボン・ライヴ」がレコードの正規盤として発売されます。
この演奏はプライヴェート盤で発売されるや否やセンセーションを巻き起こしたうえに入手困難となり、ネットオークションでも高値を記録した幻の演奏です。
その演奏を完璧に再現できるよう正規オリジナルマスターにLP用のマスタリングを施し、慎重にカッティングを行い、切りあがったラッカー盤をキング関口台スタジオで入念に検聴、万全を期してレコード化されています。また、各楽章1面ずつの2枚組となっています。
極限をも超えた超スローテンポで全曲を貫徹。そして点描のようにあらゆるエレメントを彫琢してまいります。これはチェリビダッケ晩年の特徴的なアプローチでありますが、ここまでチェリビダッケの魔術が決まりに決まっている演奏は他にありません。演奏時間は100分を超え崇高な神々しさにはひれ伏すばかり。ミュンヘン・フィルの音色はどこまでも柔らかく繊細、ポルトガル大使館の協力で発見され、ご子息セルジュ・イオアン・チェリビダキ氏とミュンヘン・フィルの承認を得て世に出た、 貴重極まる歴史的音源です。
古くて素敵なクラシック・レコードたち
2021年6月に文芸春秋社から発売された村上 春樹さんの『古くて素敵なクラシック・レコードたち』は、60年近くレコードを買い集めた中からジャズでは無くクラシックの『好きなレコード、面白いレコード』を486枚、100タイトルを紹介されています。
『クラシック音楽を愛好する方なら、ページを繰るってジャケット写真を目にしているだけで、ある程度親密な気持ちになっていただけるのではないかと推測する(希望する)。』と書かれていますが、私もすっかり親密な気持ちになり、レコードファンであれば誰もが思うことも沢山書かれていて何度も頷いてしまいました。
紹介されている素敵なレコードの多くはCD化されていますが、やはりレコードで聞いてみたくなります。
Shop.では、100タイトルの中から現在も購入出来るレコードを紹介しますので本をクリックしてご覧下さい。
SOUND TREE 名盤復刻シリーズ 好評発売中です。
クォリティの高い見事な音質と装丁で注目されている韓国のSound Tree社が復刻したレコードの一覧です。
オリジナル盤は数万円〜数十万円で取り引きされる歴史的名盤ばかりです。
既発売レコードの音質はみな素晴らしく大変満足出来き、オリジナル盤にも勝るとも劣らないと思います。
実際にオリジナル盤は、マルツィのシューベルト:ソナチネしか聴いていませんが、オリジナル盤と複刻盤を比較しても遜色無いどころか、私と知人が聴いた限りでは複刻盤の方が優れていました。
全体のレンジ感、ヴァイオリンのしなやかさと美しさ、音色の表現力、また、ピアノの 低域の伸び、芯のある存在感、などどなたが聴いても納得して頂けると思います。
このシリーズはクラシックマニアの方でアあれば、全て揃えて置きたくなる内容です。
いづれも限定生産盤で、追加や再プレスは期待できません。
Pro-ject Audioからのアナログレコード再入荷しました。
ウィーンに本社を構えるPro-ject Audioは、1991年にハインツ・リヒテネッガーによって設立されました。
オーディオメーカーとしても知られていますが、やはりラインナップの中心はプレーヤーです。
そんなPro-ject Audioが下記のアナログレコードの名盤を複刻させています。
面白いのは同じく最高級プレーヤーメーカーとしても知られているclearaudioと同じ音源を使用して複刻されたベーム指揮ウィーン・フィルの《田園》です。田園の名盤として定評のあるレコードですので、益々音の違いが気になります。プレスも同じドイツ パラスで行われています。
⭐️残念ですが、先に発売されていたリッカルド・ムーティのモーツァルト、ズービン・メータのマーラーは製造プレス枚数完売で、今回の入荷で終了となります。