Jazz Records
主な入荷済みレコード 一覧(2023年12月1日現在)
・価格・在庫状況は各レコードのジャケットをクリックしてください。
入荷しましたレコードは、入荷当日からご予約いただいた順に発送しております。
お手元に届くまで今暫くお待ち下さい。
新譜と主な予約可能レコード
12月以降の入荷・再入荷予定です
Atlantic Record 75周年記念限定レコード
1947年に設立されたアトランティック・レコード創立75周年を記念して、アトランティック・レコードとその姉妹レーベルであるライノ・レコードは、レッド・ツェッペリンからジョン・コルトレーン、コールドプレイ、リゾなど、アトランティック・レコードの名盤のアナログレコード限定再発を発表しました。
殆どのタイトルは、一般的なクリア・ヴァイナル盤により33rpm LPとして復刻されます。
そのなかで、厳選されたタイトルのみAnalogue Productions + Quality Record Pressingsが、
高音質45rpm 2LPとして《Atlantic Record 75周年記念限定生産盤》として販売します。
予約の早期終了も有りますので、予めご了承ください。
True Analogue (3 sets left)
ジャシンタでお馴染みのGroove Note RECORDSが25周年記念として、
ヴォーカル・ファンは見逃すことの出来ない初のベスト・レコードが3月下旬にSerial No.入り全世界1,500枚の完全限定盤として少数枚入荷します。
しかもプレスは、RTI(Record Technology, Inc.)のOne Step plated 45rpm盤となります。
更に通常のベスト・レコードは、各レコードで使用されたマスタリング済みのマスターを集めてカットされますが、Groove Note RECORDSでは
1/2インチ 76cm/sのオリジナル・マスターテープから音源を集めて
バーニー・グランドマンがカットしました。
また、このレコードは、バーニー・グランドマンが最近導入した、ダイヤモンド・カッティング・ツールを使ってカッティングされ、より低いノイズフロアを実現しているようです。
全12曲中、ジャシンタが4曲、ヴァネッサ・フェルナンデスが5曲、ベニー・ウォレス、ロイ・ゲインズ 、アンソニー・ウィルソンが各1曲を歌っています。
¥16,000 (税・送料込み)45rpm One Step plated 2LP Serial No.付き完全限定盤
スタートから2023年末までのVerve = Acoustic Sounds シリーズ発売・発売予定一覧
Verve = Acoustic Sounds Series は、現在のVerve(正式にはVerve Label Group)が傘下に持つ Impulse!、PHILIPS、EmArcy、DECCAなどのジャズ音源を、Acoustic Sounds(Analogue Productions の
親会社)が協力して、同社の持つQuality Record Pressings にてプレスを行い、50年代〜60年代に残された最高のジャズレコードを、最高の音質・品質で複刻させようと立ち上がったシリーズです。
メーカーより発売時期に変更が出ています。各レコードをご覧下さい。
見逃すことの出来ない素晴らしいシリーズです。
ピーター・リタウアにより1983年にデンマークのコペンハーゲンで設立されたサンダンス・ミュージック(レコードのレーベル名はStunt Records)をじっくり聴きました。 シーネ・エイからクレア・マーティン、そしてスコット・ハミルトンのいづれも最新作レコードです。
いづれも自然で誇張するところがなく音楽に浸れます。
その秘密は『マスタリングの過程でコンプレッサーを使用しないことによってよりダイナミックな音楽再生が可能となりました。そのサウンドはクリアな音質のため細かい部分まで良く再現されますし、リスナーをその音楽のより深いところへ誘ってくれます。特に、ハイエンドオーディオなどのより高い解像度のサウンドを表現できる機器で聴いたときに、そのマスタリングクオリティがよくわかると思います。』という事のようです。
シーネ・エイの『ステイング・イン・タッチ』は、トマス・フォネスベクのウッド・ベースとの対話が見事で、まるで二人でデュエットしているかのようです。ウッド・ベースもリアルな音質で音像も正にウッド・ベースそのもの大きさです。
クレア・マーティンの『ソングズ・アンド・ストーリーズ』は、これもビッグバンドとオーケストラを曲に応じて対比させるという贅沢なアルバムです。カラム・オーのアレンジが 実に生き生きとしていてクレア・マーティンのヴォーカルをより魅力的に聴かせてくれます。
スコット・ハミルトンの『クラシックス』は、タイトル通りクラシックの有名名曲をジャズ・クァルテット用に再構築したものですが、そんな事は考えずまずお聴き下さい。
1曲目の演奏が始まった途端に豊潤で濃密なハミルトンサウンドにやられてしまいます。
クァルテットの各パートも的確に収録されていてクァルテット録音のお手本のようなサウンドです。
Stunt Recordsのカタログには入手出来るレコードが少なく初回プレスが完売すると再プレスは期待できないようです。
Some Other Time 45rpm 200g 2LP:Deluxe Edition
超幻の発掘音源として2016年に発売されたビル・エヴァンスのモントルー・トリオ《Some Other Time》でしたが、発売後すぐに完売となり、大好評だったため2020年にも再発されました。
エバンスの発掘盤はどれも人気ですが、この発掘盤は特別でした。
名盤『モントゥルー・ジャズ・フェスティバル』の僅か5日後の演奏と言うこともありますが、エバンスの録音の中でも特に優れていたからでは無いでしょうか。
それもそのはず、録音されたのはドイツのMPSスタジオで、録音には高音質録音で知られるハンス・ブルーナー・シュアーとヨアヒム・ブレントが録音を行っていたからです。
2016年のレコードと、2020年のレコードの両方をお持ちの方は
お気付きだと思ますが、微妙に音質が異なります。
2016年盤のマスタリングはバーニー・グランドマン、2020年のマスタリングはケヴィン・グレイが行ったため違いが出たのだと思ます。
蛇足ですが、個人的には2020年盤の方がベースが締まっていて好きです。
さて、今回の2xHDの45rpmレコードは、2xHD Fusionと呼ばれるハイエンドの真空管を全てに使用し改造した最先端のアナログNagra - T テープレコーダーにより、オリジナルのアナログ・マスターからオール・アナログにてマスタリングされました。
マスタリングは、ルネ・ラフラム、カッティングにはバーニー・グランドマンが行っています。
純銀製のケーブルを使用し細部まで拘り抜いたレコードとなっています。 先に発売されたResonance Recordsから曲数は減ったものの選曲は良く《Some Other Time》での演奏をより良い音で聴きたいという方にはお勧めのアルバムです。
こちらの動画は2016年にResonance Recordsが《Some Other Time》の発売時に製作したものです。
2xHDのものではありませんがご参考に。
NAGURA 70周年記念 コレクション アルバム 45rpm 200g Stereo 2LP
1951年に22歳のスイスのエンジニア、ステファン・クデルスキーが創業し、世界最高のアナログ録音・再生機器を目指し製造を行って来たNAGURAは、昨年70周年を迎えました。
これを記念としてNAGURA初となる全世界70セットのみという超弩級の2モーター、円形ベルト・ドライブのターンテーブル・システム『REFERENCE ANNIVERSARY TURNTABLE』を発表しました。
また、同時にリファレンス・レコードとなる『The Nagra 70th Anniversary 45rpm double vinyl album』が完成しました。
マスタリングは全てNAGURA製の機材を使用して、2xHDで行われ、バーニー・グランドマン・マスタリングスタジオでカット、メッキをマスター・クラフトが行い、プレスには200gプレスも可能で、注目されているカナダケベック州『ル・ヴィニリスト』にて行われています。
収録曲はいづれもオリジナル・アナログ・マスターテープからの音源で、45rpm 200g Stereo 2LP仕様となります。
収録曲は、『ビル・エヴァンス』、『ルイ・アームストロング』、『モンティ・アレキサンダー』、『バディ・テイト』のトラックの他に、伝説のNAGURA IV-Sテープマシンで録音された素晴らしいオーディオファイル・トラックを収録しています。