Jazz Records
新譜と主な在庫切れレコードの入荷・再入荷予定(1月25日更新)
・価格・在庫状況は各レコードのジャケットをクリックしてください。
2月以降の入荷・再入荷予定です。
主な入荷済みレコード(新譜・再入荷盤)一覧
入荷しましたレコードは、入荷当日からご予約いただいた順に発送しております。
お手元に届くまで今暫くお待ち下さい。
Some Other Time 45rpm 200g 2LP:Deluxe Edition
超幻の発掘音源として2016年に発売されたビル・エヴァンスのモントルー・トリオ《Some Other Time》でしたが、発売後すぐに完売となり、大好評だったため2020年にも再発されました。
エバンスの発掘盤はどれも人気ですが、この発掘盤は特別でした。
名盤『モントゥルー・ジャズ・フェスティバル』の僅か5日後の演奏と言うこともありますが、エバンスの録音の中でも特に優れていたからでは無いでしょうか。
それもそのはず、録音されたのはドイツのMPSスタジオで、録音には高音質録音で知られるハンス・ブルーナー・シュアーとヨアヒム・ブレントが録音を行っていたからです。
2016年のレコードと、2020年のレコードの両方をお持ちの方は
お気付きだと思ますが、微妙に音質が異なります。
2016年盤のマスタリングはバーニー・グランドマン、2020年のマスタリングはケヴィン・グレイが行ったため違いが出たのだと思ます。
蛇足ですが、個人的には2020年盤の方がベースが締まっていて好きです。
さて、今回の2xHDの45rpmレコードは、2xHD Fusionと呼ばれるハイエンドの真空管を全てに使用し改造した最先端のアナログNagra - T テープレコーダーにより、オリジナルのアナログ・マスターからオール・アナログにてマスタリングされました。
マスタリングは、ルネ・ラフラム、カッティングにはバーニー・グランドマンが行っています。
純銀製のケーブルを使用し細部まで拘り抜いたレコードとなっています。 先に発売されたResonance Recordsから曲数は減ったものの選曲は良く《Some Other Time》での演奏をより良い音で聴きたいという方にはお勧めのアルバムです。
1月下旬に再入荷します。
こちらの動画は2016年にResonance Recordsが《Some Other Time》の発売時に製作したものです。
2xHDのものではありませんがご参考に。
NAGURA 70周年記念 コレクション アルバム 45rpm 200g Stereo 2LP
1951年に22歳のスイスのエンジニア、ステファン・クデルスキーが創業し、世界最高のアナログ録音・再生機器を目指し製造を行って来たNAGURAは、昨年70周年を迎えました。
これを記念としてNAGURA初となる全世界70セットのみという超弩級の2モーター、円形ベルト・ドライブのターンテーブル・システム『REFERENCE ANNIVERSARY TURNTABLE』を発表しました。
また、同時にリファレンス・レコードとなる『The Nagra 70th Anniversary 45rpm double vinyl album』が完成しました。
マスタリングは全てNAGURA製の機材を使用して、2xHDで行われ、バーニー・グランドマン・マスタリングスタジオでカット、メッキをマスター・クラフトが行い、プレスには200gプレスも可能で、注目されているカナダケベック州『ル・ヴィニリスト』にて行われています。
収録曲はいづれもオリジナル・アナログ・マスターテープからの音源で、45rpm 200g Stereo 2LP仕様となります。
収録曲は、『ビル・エヴァンス』、『ルイ・アームストロング』、『モンティ・アレキサンダー』、『バディ・テイト』のトラックの他に、伝説のNAGURA IV-Sテープマシンで録音された素晴らしいオーディオファイル・トラックを収録しています。
ブロッサム・ディアリーの『ザ・ヒッツ !』入荷しました。
ウイスパー・ボイスで一世を風靡したブロッサム・ディアリーが、1956年から1960年のヴァーヴ時代に録音した名曲を18曲揃えた貴重で素晴らしいレコードです。
ジャケットは、57年発売の名盤『ブロッサム・ディアリー』をアレンジしていますが、このアルバムの中からも選曲されまさしくブロッサム・ディアリーの『ザ・ヒッツ』と言う内容です。
残念ですがCDは多く発売されていますが、現在ブロッサム・ディアリーのオリジナル・アルバムの復刻は無く、レコードは中古盤を頼るしかありません。そんな中で、久し振りに入荷した『ザ・ヒッツ』は自身でもすぐに購入しました。
選曲が良くオムニバスアルバムとは思えないほど統一感があり、音質も予想していたよりも遙かに良く、盤質にも満足しています。
ダイアナ・パントンがお好きな方は違和感なく、ヴォーカルの愛聴盤にして頂けると思います。
ポーラ・コールの最新盤です。
ポーラ・コールの11作目のアルバム(アメリカン・キルト)です。
1994年のデビュー以来、そのエモーショナルな歌詞とパワフルなヴォーカルでアメリカの音楽シーンで確固たる存在感を放っているシンガー・ソングライター、ポーラ・コール。
セカンド・アルバム『ディス・ファイア』で1997年グラミー賞の最優秀新人賞を受賞しました。
アルバムは、タイトルのようにアメリカの名曲を、ブルース、ジャズ、フォーク、ポップ、ゴスペルなど様々な音楽スタイルを取り入れながら、コールの素晴らしい歌声がさまざまな音楽をパッチワークのようにつなぎ合わせ、私たちの心の琴線に触れるように仕上げています。
個人的な事ですが、8曲目の『バイ・バイ・ブラックバード』は、最近のヴォーカル・チェックレコードに使用しています。ギターとベースだけのシンプルな伴奏に、少しオフ気味のヴォーカルが溶け合い小さなライヴハウスで聴いているような臨場感に浸れます。
以外にカートリッジを選ぶレコードで、拙宅ではMC型の高級機よりMM形の中級機の方が太くゆったりと聴くことができます。
スタートから2022年末までのVerve = Acoustic Sounds シリーズ発売・発売予定一覧
Verve = Acoustic Sounds Series は、現在のVerve(正式にはVerve Label Group)が傘下に持つ Impulse!、PHILIPS、EmArcy、DECCAなどのジャズ音源を、Acoustic Sounds(Analogue Productions の
親会社)が協力して、同社の持つQuality Record Pressings にてプレスを行い、50年代〜60年代に残された最高のジャズレコードを、最高の音質・品質で複刻させようと立ち上がったシリーズです。
メーカーより発売時期に変更が出ています。各レコードをご覧下さい。
見逃すことの出来ない素晴らしいシリーズです。
オスカー・ピーターソンを偲んで17人のピアニストが演奏を捧げました。
2007年惜しまれながら82歳の生涯を閉じたジャス・ピアニストの巨人、オスカー・ピーターソン。
その数年後、彼の自宅スタジオに彼を慕う17人のピアニストが訪れ、
彼の愛したベーゼンドルファーのインペリアルで演奏し録音。
チック・コリア、ジェラルド・クレイトン、ケニー・バロン、ベニー・グリーン、モンティ・アレキサンダー、ラムゼイ・ルイス、オリヴァー・ジョーンズは、オスカー作曲の曲を弾き、小曽根 真、上原 ひろみ、ロビ・ボトスは、オスカーに捧げるオリジナル曲を演奏、そしてミシェル・ルグランは、オスカー自身が作品として残さなかった楽曲を初演するという大変豪華な内容です。
オスカー・ピーターソンの偉業をたたえ、作曲者としての魅力にスポット・ライトを当てた一大プロジェクトが、LP5枚組となって新発売されます。(詳細はジャケットをクリックして下さい。)