Best Records 2023
2023年に発売された新譜や復刻されたレコードで、こちらのShop.で輸入・販売したレコードの中から、
特に耳をひいた?レコードを店主の独断と偏見でご紹介します。
(新リマスター盤・完全限定盤、また現在プレス切れのレコードなども含みます。)
Shop.で販売するレコードはなるべく多く自身でも購入してお勧め出来るかどうかを決めていますが、音楽は趣味の世界のもので、当然好き嫌いがあります。
音質も再生する環境や再生装置の相性で聞こえ方も違うことをご理解頂きご覧下さい。
2023年は、ヴォーカルページを追加しましたので、4ジャンル 各5タイトル計20タイトルとなりました。
音質の ★ は、5ッ星が最も優れていますが、レコードは音質だけで価値が決まりません。
レコード選びの参考にしていただければ幸です。
Classical Record
Dvořák
ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》他 45rpm 3LP
<演奏>
ヤクブ・フルシャ指揮
バンベルグ交響楽団
<曲目>
Side A | |
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調《新世界より》 | |
1、第1楽章 ホ短調 :アレグロ | |
Side B |
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2、第2楽章 変ニ長調 :ラルゴ | |
Side C | |
3、第3楽章 ホ短調 :モルト・ヴィヴァーチェ | |
Side D | |
4、第4楽章 ホ短調 :アレグロ・コンフォーコ | |
Side E | |
5、ワルツ | |
Side F | |
6、第3楽章 ホ短調 :モルト・ヴィヴァーチェ |
♪ 2023年4月に演奏されたヤクブ・フルシャ指揮/バンベルク交響楽団のドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』がダイレクトカッティング盤 (45 回転 ) で登場します。
5年前に発売された同じヤクブ・フルシャ指揮バンベルク交響楽団のスメタナ《わが祖国》はすぐに完売となり購入されたお客様から絶讃されました。
レコードへの記録方法として最高峰のダイレクト・カッティングですが、コスト、リスク、演奏者の負担等があるため、クラシックでは数年に1回程度の記録方法です。
録音エンジニアはライナー・マイヤール、カッティング・エンジニアにはシドニー・クレア・メイヤーが担当し、エミール・ベルリナー・スタジオのチームも総力を挙げて制作しています。
チェコ 生まれの指揮者ヤクブ・フルシャとチェコにルーツ持つオーケストラによる、ダイレクト・カッティング録音は大変貴重なソースとなります。
何故第3楽章がアンコールのように収録されているかようやく分かりました。
ダイレクト・カッティングは素晴らしい!!
Solflojt
サンフルート 33rpm LP
<演奏>
グニラ・フォン・バール(fl)
ヤン=オラフ・ヴェディン、ヴィレ・サンドリング(vn)
ラース=オロフ・ベルグストロム(vc)/ステン・ヴェストリング(cb) 他
ストックホルム室内アンサンブル
<曲目>
Side A | |
1、ヴィヴァルディ:ピッコロ、Vn、チェンバロのための協奏曲 | |
・第1楽章 アレグロ | |
・第2楽章 ラルゲット | |
・第3楽章 アレグロ | |
2、アルビノーニ :アダージョ ト短調 | |
3、ドビュッシー :シランクス (無伴奏フルートの為の) | |
Side B | |
4、ニールセン :霧が晴れてゆく (フルートとハープの為の) |
|
5、グルック :精霊の踊り | |
6、モルター :協奏曲 ロ短調 | |
・第1楽章 アレグロ | |
・第2楽章 アダージョ | |
・第3楽章 アレグロ |
♪『大いなる神秘』『ヴィヴァルディ 四季』などの高音質復刻盤メーカーとして知られるイタリアのAudioNautes Recordingsより驚きの高音質レコードが発売されました。
1977音にBISレコードが発売した『サンフルート』は、ロバート・フォン・バールがSENNHEISERのマイク2本と民政機2Tr 38cmのREVOX A-77を使って録音していますが、現在のデジタル録音にも引けを取らない高音質です。
元々のBISの音質(CD)も大変に素晴らしいものですが、AudioNautes Recordingsでは、そのマスターを使いカッテイングをスコット・ハルに依頼してこの驚異的なレコードを完成させました。
フルアナログの高音質を是非ご自宅のシステムで体験してください。
Bruckner
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 33rpm 2LP
<演奏>
ベルナルド・ハイティンク指揮
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
<曲目>
Side A | |
ブルックナー: 交響曲第7番 ホ短調 | |
・第1楽章 ホ長調 アレグロ・モデラート | |
Side B | |
・第2楽章 嬰ハ短調 アダージョ | |
Side C | |
・第3楽章 イ短調 スケルッオ |
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Side D |
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・第4楽章 ホ長調 フィナーレ |
♪ 2019年に引退を表明したハイティンクが、生まれ故郷アムステルダムのコンセルトヘボウで最後に指揮をした演奏会のライヴ録音です。
先にHybrid SACDで発売されベストセラーとなり、英グラモフォン誌、蘭ヘト・パロール紙、米アメリカン・レコード・ガイド誌等で録音も高評価を得ています。
流石Challenge Classicsです。
ハイティンクが最後の演奏会に選んだブルックナーの7番は自身の重要なレパートリー として生涯何度も取り上げています。ハ イティンクが特別な想いを込めてこの曲を選んだことが分かる素晴らしい演奏です。
Marin Marais
マラン・マレ:ヴィオール曲集 第2巻より 33rpm LP
<演奏>
ジョルディ・サヴァール(vg)
アンヌ・ギャレ(cem)/ホプキンソン・スミス(theo)
<曲目>
Side A | |
マラン・マレ:ヴィオール曲集 第2巻より | |
1、スペインのフォリア | |
2、人間の声 | |
Side B | |
3、組曲 ロ短調 | |
・プレリュード | |
・小さなファンタジー | |
・アルマンド | |
・クーラント | |
・サラバンド | |
・サラバンド |
|
・ジーグ | |
・ジーグ | |
・メヌエット | |
・ガヴォット | |
・ガヴォッ | |
・メヌエット | |
・リュリ氏のトンボー |
♪ マラン・マレのヴィオール曲集第2巻がLPで登場します。
冒頭には≪スペインのフォリア≫が入った聴きどころ満載の内容です。
故長岡鉄男氏が『厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい』と表現したそのサウンドも大きな魅力で、残響音までが濃厚な空気感、豊かな低音サウンドが響きます。
サヴァールのガンバが奏でるマレの音楽をじっくりと高音質で味わうことができます。
フォリアといっても賑やかさは全くなく、静けさと沈思の向こうから聴こえてくるような音楽。≪人間の声≫での深々 としたあたたかみのある音色は、まさにアナログでの再生の醍醐味ともいえます。
Tchaikovsky/Dvořák
チャイコフスキー/ドヴォルザーク:Vn協奏曲 33rpm 2LP
<演奏>
ルッジェーロ・リッチ(vn)
マルコム・サージェント指揮/ロンドン交響楽団
<曲目>
Side A | |
1、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 二長調 | |
・第1楽章 二長調 アレグロ・モデラート | |
Side B | |
・第2楽章 ト短調 カンツォネッタ アンダンテ | |
・第3楽章 二長調 アレグロ・ヴィヴァチッシモ | |
Side C | |
2、ドヴォルザーク :ヴァイオリン協奏曲 イ短調 | |
・第1楽章 イ短調 アレグロ・ノン・トロッポ | |
Side D | |
・第2楽章 イ短調 アダージョ、マ・ノン・トロッポ | |
・第3楽章 イ短調 アレグロ・ジョコーソ、マ・ノン・トロッポ |
♪ 無類のテクニックと甘美なメロディーでチャイコフスキーとドヴォルザークを弾き分けています。リッチ絶頂期の録音で、サージェント指揮のロンドン交響楽団とも息がピッタリです。
リッチは楽器の特徴を知り尽くし、その特徴を最大限生かすことの出来るヴァイオリニストだと思います。
この演奏でもヴァイオリンの音色の美しさは出色です。
ホールトーンは豊かですがヴァイオリンとオーケストラのバランスも最適で、録音を行ったロンドンDECCAの見事な収録が光ります。
昔購入した国内盤でも良い音だと聴いていましたが、音質だけでなくオーケストラの奥行きや柔らかな空気感は比べようもありません。
Jazz Record
A Love Supreme UHQR 200g 45rpm 2LP BOX Set
至上の愛 UHQR 45rpm 2LP 豪華BOX
<演奏>
ジョン・コルトレーン(ts,vo)
マッコイ・タイナー(p)/ジミー・ギャリソン(b)
エルヴィン・ジョーンズ(ds)
<曲目>
Side A | |
1、パート 1 :承認 | |
Side B | |
2、パート 2 :決意 | |
Side C | |
3、パート 3 :追求 | |
Side D | |
4、パート 4 :賛美 |
♪ Analogue Productions + Quality Record Pressingsからジョン・コルトレーンの名盤『至上の愛』UHQR盤の登場です。
ルディ・ヴァン・ゲルダーが作成した第2世代のテープ・コピーからスターリング・サウンドのライアン・K・スミスがマスタリングを行いました。
ライアン・K・スミスは、『通常は第1世代のマスター・テープを使用するが、状態が良くないため第2世代のテープ・コピーを使用した。
このマスターは、ルディ・ヴァン・ゲルダーが1965年4月にイギリスでカッティングに使用したフラット・テープ・コピーからカットされたものである。もちろん、オリジナルの録音は64年12月なので、それからわずか数ヵ月後のことだ。このテープはアビーロードで発見され、1965年から2002年の間、手つかずのままだった。テープの全体的な摩耗が少なく、第1世代のマスター・テープよりもはるかに良い音であるこちらを使用したのは良い選択だった。』とコメントしています。
Quality Record Pressingsが、200g重量盤をマニュアルプレス機を使い手動プレスを行い、プレス完了時に手作業で検査され問題のなかった盤のみ製造過程を説明した小冊子と手書きの検査証明書が同梱されるという徹底ぶりです。
音質にも、装丁にも徹底的に拘った名盤のお宝豪華BOXです。
至上の愛は、コルトレーンの最高峰のスタジオ作品であり、彼の過去の革新のすべてを集約し、彼の深い精神性を語り、コルトレーンの今後の方向性を垣間見せる名盤です。
Somethin' ELSE ULTRADISC ONE - STEP 45
サムシン・エルス UltraDisc One-Step 45RPM 2LP
<演奏>
キャノンボール・アダレイ(as)
マイルス・ディヴィス(tp)/ハンク・ジョーンズ(p)/サム・ジョーンズ(b)
アート・ブレイキー(ds)
<曲目>
Side A | |
1、枯葉 | |
Side B | |
2、ラブ・フォー・セール | |
3、サムシン・エルス | |
Side C | |
4、ワン・フォー・ダディー・オー | |
5、ダンシング・イン・ザ・ダーク | |
Side D | |
6、アリソンの伯父 |
♪ キャノンボール・アダレイ唯一のブルー・ノート・アルバム『サムシン・エルス』。
何も書くことのないジャズの名盤が、Mobile FidelityからUltraDisc One-Step 45RPM 2LPとなって発売されます。
以前はAnalogue Productions等、同曲の45rpm盤を発売していましたが、現時点ではMobile Fidelity盤のみとなりました。
45rpm盤ならではの余裕のある音を堪能できます。
ボーナストラックとして『アリソンの叔父』が追加されます。
LaFaro
ラファロ 33rpm LP
<演奏>
ブライアン・ブロンバーグ(b)
トム・ジンク(p)/チャールズ・ルッジェーロ(ds)
<曲目>
Side A | |
1、ブルー・イン・グリーン | |
2、愚かなり我が心 | |
3、グロリア・ステップ | |
Side B | |
4、ダニー・ボーイ | |
5、ワルツ・フォー・デビー | |
6、ジェイド・ヴィジョンズ |
♪ 人気ベーシスト、ブライアン・ブロンバーグ久々の『低音シリーズ』最新盤です。
このレコードは、ブロンズバーグが偉大なるベース奏者、スコット・ラファロに捧げたピアノ・トリオ作品です。
ブロンバーグが全曲ウッドベースを使用してビル・エヴァンス・トリオが録音したお馴染みの人気曲やスコット・ラファロの作品『グロリア・ステップ』『ジェイド・ヴィジョンズ』を丁寧に演奏しています。
中でも「ダニー・ボーイ」はブロンバーグのベース・ソロ演奏で、涙モノです。
King Recordの『低音シリーズ』は、ジャズ・ファン、ベース・ファン、低音ファン、オーディオ・ファンに圧倒的な支持を得ていますが、高音質の裏付けには、アナログ最盛期の1981年製に製造されたドイツ、ノイマン社のカッティングシステムVMS-80、そしてカッターヘッドはお馴染みのSX-74の使用が挙げられます。
ブロンバークのアルバムとしては『HANDS』以来、約12年ぶりの新録音になります。演奏・音質共に大変素晴らしいレコードです。
Shapes & Sound
シェイプ & サウンド 33rpm LP
<演奏>
キルステン・エドキンス(sax)
レマー・ギラリ(tb)/ジェラルド・クレイトン(p)
アフメット・トゥルクメノグル(b)/クリス・ワビッチ(ds)
<曲目>
Side A | |
1、パーティー・スラッグ | |
2、バード・シェイプス | |
3、あなたに捧ぐ | |
4、ザ・グース | |
Side B | |
5、スウィート・ピクルス | |
6、ウフー |
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7、プロプライエタリ・マイナー |
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8、フラ・フー |
♪ キルステン・エドキンス初のレコードで、経歴はあまり知られていませんが、ビル・ホルマンのビッグバンドで演奏した最初の女性であり、パサディナ音楽院、LAジャズ研究所などのジャズスクールで教壇に立ち、グラミー賞を受賞したクレア・フィッシャー・バンド、ジョニー・マンデル・バンドのメンバーでもあります。
数々の名盤のマスタリング・エンジニアとして、また、2010年に自身のマスタリング・ハウスを設立し、Analogue Productionsなど多くの高音質レコードのマスタリングで活躍してきたケヴィン・グレイが温めてきた 『マイクからディスクカッターヘッドまでオールバルブ(真空管)レコーディングシステム』を構築し、自身がレコーディングを行った最新アルバム『シェイプ&サウンド』です。
海外のオーディオ専門誌では音質についても絶讃され、ケヴィン・グレイが設立したマスタリング・ハウス(コーヒアレント)初のレコードと言う事や初回プレスが少なく入手困難も予想され、既に1万円を超える価格が付いているようです。
ケヴィン・グレイが15年間目指してきた正に筋金入りのアナログレコードです。
Rufus Reid Presents Caelan Cardello
ルーファス・リード・プレゼンツ・K・カルデロ 33rpm LP
<演奏>
ルーファス・リード(b)
ケーラン・カルデロ(p)
<曲目>
Side A | |
1、イントロ - ジム・ルース | |
2、ミーン・ホワット・ユー・セイ | |
3、ボリビア | |
4、ウィムズ・オブ・チェンバース | |
Side B | |
5、イッツ・ザ・ナイツ・アイ・ライク | |
6、ステイブル・メイツ | |
7、イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ |
♪ ケニー・バレル、ドナルド・バード、サド・ジョーンズ、デクスター・ゴードンらと共演し、多くのレコーディングを行って来たルーファス・リードのベースとケーラン・カルデロのピアノによるデュオ・アルバムです。
A面に針を下ろすと、アナウンスから拍手が終わり演奏が始まった途端、まず音質の良さに驚き、そのまま演奏の上手さにあっと言う間に引き込まれてしまいます。
リードとカルデロは、リラックスして一切の気負ったところも無く演奏を繰り広げていきます。
このアルバムで一緒に演奏するまで、演奏直前の短い打ち合わせだけだったなんてとても信じられません。
当分の間この音質と演奏から離れられそうにありません。
Popular Record
Hotel California ULTRADISC 1-STEP 45rpm BOX
ホテル・カルフォルニア UltraDisc One-Step 45rpm 2LP BOX
<演奏>
イーグルス
グレン・フライ(g,key,vo)/ドン・ヘンリー(ds.sym,vo)
ランディ・マイズナー (b,vo)/ドン・フェルダー(g,vo)
ジョー・ウォルシュ(g,kry,vo)
<曲目>
Side A | |
1、ホテル・カリフォルニア | |
2、ニュー・キッド・イン・タウン | |
Side B | |
3、駆け足の人生 | |
4、時は流れて | |
Side C | |
5、時は流れて(リプライズ) | |
6、暗黙の日々 | |
7、お前を夢みて | |
Side D | |
8、素晴らしい愛をもう一度 | |
9、ラスト・リゾート |
♪ 1976年当時3,000万枚を売上げ、RIAAが史上3番目に売れたレコードが、Mobile FidelityのUltraDisc One-Step 180g 45rpm 2LP BOXの特別な『ホテル・カルフォルニア』として全世界で17,500枚が販売されました。
アルバムに収められた曲には、過剰、移動、安定、幻想、名声、破壊、理想主義など、多くの共通のテーマを中心に展開していますが、アメリカ史の重要な分岐点とも言えるアメリカ建国200年、ベトナム戦争、エネルギー危機、政府腐敗などエスカレートする論争の中で、イーグルスがこのような文化的、社会的、経済的な問題を、まとまりのある堂々とアルバムとしてまとめあげたことは驚異的な偉業です。やはり名盤中の名盤です。
・オリジナルレーベル:Asylum Records
・制作:Mobile Fidelity
・録音:1976年3月 〜 10月
・プレス:RTI
・規格:UltraDisc One-Step 180g 45rpm 2LP
・その他:全世界17,500枚 限定プレス Serial No.付き
I Robot UltraDisc One-Step
アイ・ロボット UltraDisc One-Step 33rpm LP
<演奏>
アラン・パーソンズ・プロジェクト
アラン・パーソンズ(key 他)/エリック・ウールフソン(vo/key)
<曲目>
Side A | |
1、アイ・ロボット | |
2、君は他人 | |
3、サム・アザー・タイム | |
4、ブレイクダウン |
|
5、何も見たくない | |
Side B | |
6、闇からの声 | |
7、核 | |
8、デイ・アフター・デイ | |
9、皆既食 | |
10、創世紀 |
♪ アラン・パーソンズ・プロジェクトの『アイ・ロボット』は、1950年に出版されたアイザック・アシモフのSF小説『アイ・ロボット』にインスパイアされ創作され、パーソンズとウールフソンの最高傑作とも言われています。
Mobile Fidelityは、UltraDisc One-Step、MoFi SuperVinyl Pressing等、独自のテクノロジーとマスタリング技術を駆使しして圧倒的な高音質を実現しています。
Aja (彩) UHQR 200g 45rpm 2LP Box Set
エイジャ (彩) UHQR 45rpm 2LP Box Set
<演奏>
スティーリー・ダン
ドナルド・フェイゲン(key,vo)/ウォルター・ベッカー(b,vo)
ビクター・フェルドマン(p)/ジョー・サンプル(cln)/ラリー・カールトン(g)
トム・スコット(ts)/チャック・レイニー(b)/スティーブ・ガット(ds) 他
<曲目>
Side A | |
1、ブラック・カウ | |
2、彩 (エイジャ) | |
Side B | |
3、ディーコン・ブルース | |
Side C | |
4、ペグ | |
5、安らぎの家 | |
Side D | |
6、アイ・ガット・ザ・ニュース | |
7、ジョージー |
♪ スティーリー・ダン6枚目のスタジオアルバムで、ソウル・ジャズがミックスされ洗練された傑作アルバムとしてであると評価され、ジャケットに日本人モデルの山口小夜子さんが起用され話題となりスティーリー・ダンの最高傑作とも言われています。
グラミー賞の最優秀録音賞、ノン・クラシカル部門(Best Engineered Album, Non-Classical)を受賞したオーディオファン必携のアルバムです。
オリジナル・マスターテープから名エンジニア、バーニー・グランドマンがマスタリングを施し、Quality Record Pressingsが、200g重量盤をマニュアルプレス機を使い手動プレスを行い、プレス完了時に手作業で検査され問題のなかった盤のみ製造過程を説明した小冊子と手書きの検査証明書が同梱されるという徹底ぶりです。
音質にも、装丁にも徹底的に拘った名盤の完全限定お宝豪華BOXです。
Music From Big Pink
ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク 45rpm 2LP
<演奏>
ザ・バンド
リック・ダンコ(vo,b)/レボン・ヘルム(vo,ds)/ガース・ハドソン(org)
リチャード・マニュエル(vo,p)/ロビー・ロバートソン (vo,g)
<曲目>
Side A | |
1、怒りの涙 | |
2、トゥ・キングダム・カム | |
Side B | |
3、イン・ア・ステイション | |
4、カレドニア・ミッション | |
5、ザ・ウェイト | |
Side C | |
6、ウィ・キャン・トーク |
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7、ロング・ブラック・ベール | |
8、チェスト・フィーバー | |
Side D | |
9、悲しきスージー | |
10、火の車 | |
11、アイ・シャル・ビー・リリースト |
♪ ボブ・ディランのバックバンドを務めていたザ・バンドの1968年のデビュー・アルバムです。
ザ・バンドのデビュー50周年を記念して、オリジナルの4トラック・アナログ・マスターから新たにリマスタリングされクリス・ベルマンがバーニー・グランドマン・マスタリングで、ラッカー盤をカットしています。
デビュー・アルバムながら完成度が高く、33rpm の高音質盤として知られていましたが、リマスタリングされた『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』が45rpm盤となり更なる高音質化されました。
America
名前のない馬 33rpm LP
<演奏>
アメリカ
ジェリー・ベックリー、デューイ・バネル、ダン・ピーク
<曲目>
Side A | |
1、川のほとりで | |
2、サンドマン | |
3、3本のバラ | |
4、チルドレン | |
5、名前のない馬 | |
6、ここに | |
Side B | |
7、僕には君が必要 | |
8、雨の日 | |
9、失われた時を探して | |
10、クラリス |
|
11、ドンキー・ジョー | |
12、ピジョン・ソング |
♪ 全米No.1ヒットとなった『名前のない馬』を含むアメリカのファーストアルバムです。
さわやかなハーモニーとアコースティックサウンドは正にアナログ。
50年経ち最新のマスタリングで、驚きほどクリアで美しいハーモニーに聴き惚れてしまいました。
最近特に70年代の名盤の復刻が盛んです。
アメリカの『名前のない馬』も確か3枚ほど復刻されています。
オリジナルも素晴らしいけれど、これだけの違いを聴かされると・・・
そして単調なメロディーに込められたメッセージも凄いと思います。
Vocal Record
Famous Blue Raincoat 1 STEP Process 45rpm
フェイマス・ブルー・レインコート 1 STEP Process 45rpm
<演奏>
ジェニファー・ウォーンズ(vo)
スティーヴィー・レイ・ヴォーン(g)/レナード・コーエン(vo)
ロスコー・ベック(b)/ヴィニー・コイラウタ(ds) 他
<曲目>
Side A | |
1、ファースト・ウイ・タイク・マンハッタン | |
2、バード・オン・ア・ワイヤー | |
3、フェイマス・ブルー・レインコート | |
Side B | |
4、ジョアン・オブ・アーク | |
5、愛の治療法 | |
Side C | |
6、カミング・バック・トゥー・ユー | |
7、ベルナデットの詩 | |
8、ア・シンガー・マスト・ダイ | |
Side D | |
9、カム・ソー・ファー・フォア・ビューティ | |
10、ナイト・カムズ・オン* | |
Side E | |
11、暴れ馬のバラード* | |
12、イフ・イット・ビー・ユア・ウィル* | |
13、ア・シンガー・マスト・ダイ(8tr アナログ・デモ・バージョン)* | |
Side F | |
14、ジョーン・オブ・アーク(Live)* |
♪ オーディオマニア垂涎の名盤である『フェイマス・ブルー・レインコート』の35周年を記念して、最新で完全な45rpm 3LP 1 STEP マスタリングプロセスによる最新の『フェイマス・ブルー・レインコート』が発売されます。
15年位前に20周年を記念してIMPEX RECORDSの前身のCiscoから45rpm 3LP BOX盤が発売されていましたが、それ以後は33rpm LP盤のみの発売でした。
15年前の45rpm 3LPと聴き比べて見たいと思います。
IMPEX RECORDSの33rpm盤も素晴らしい音質で『バード・オン・ア・ワイヤー』の低音には驚かされましたが、45rpm盤は更に力感が付いています。
Nightclub 1 STEP Process 45rpm
ナイトクラブ 1 STEP Process 45rpm
<演奏>
パトリシア・バーバー(vo,p)
チャーリー・ハンター(g)/マーク・ジョンソン(b)
マイケル・アーノポル(b)/アダム・クルス(ds)
<曲目>
Side A | |
1、バイ・バイ・ブラックバード | |
2、インヴィテーション | |
3、イエスタデイズ | |
Side B | |
4、ジャスト・フォー・ア・スリル | |
5、ユー・ドント・ノー・ミー | |
6、アルフィー | |
Side C | |
7、枯葉 | |
8、サマー・サンバ | |
9、オール・オア・ナッシング・アット・オール | |
Side D | |
10、ソー・イン・ラヴ | |
11、男と女 | |
12、アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー | |
13,ワイルド・イズ・ザ・ウィンド* |
♪ ナイトクラブは、2000年にSONY-PCM3348という48chのデジタル・マルチトラック・レコーダーにより録音され、Neveのアナログコンソールでデジタルとアナログの両方のミックスダウンマスターにミックスされました。
今回バーニー・グランドマンは、アナログ・ミックスダウン・テープを使って、1 STEP Processのために新しいアナログ・カッティング・マスターを作成しました。 ヴィーニールの質にも拘り、楽器のディテール、低いノイズフロア、低域のフォーカスなど、細部にまでこだわった音作りを実現しています。
また、今回の再プレスではボーナストラック『ワイルド・イズ・ザ・ウィンド』が追加されています。
The Slender Thread
細い糸 45rpm 2LP
<演奏>
キャリー・ニューカマー(vo,g)
ゲイリー・ウォルターズ(p)/イアン・メルローズ(g)/ジーン・ケリー(Ih)
ルッツ・モラー(key)/マンフレート・ロイヒター(aco) 他
<曲目>
Side A | |
1、アイ・ビリーヴ | |
2、ゼア・イズ・ア・ツリー | |
3、ジオード | |
Side B | |
4、ザ・スレンダー・スレッド | |
5、シーダー・ラピッズ 午前10時 | |
6、イフ・ノット・ナウ | |
7、スパロー | |
Side C | |
8、風はガラスが分からない | |
9、あこがれ | |
10、ザ・ギャザリング・オブ・スピリッツ | |
Side D | |
11、お化けが出る | |
12、ザ・ウェイト・オブ・ウォーター | |
13、ベア・トゥ・ザ・ボーン |
♪ 温かく親しみやすい曲調とメロウな輝きを放つ歌声はまるで天使のようです。この美しい歌声をStockfisch Recordsの録音陣が見事に収録しています。
また、低雑音ビニールと45rpmのおかげで、更にキャリーの声が美しく、そして際立つアルバムとなりました。
Stockfisch Recordsのヴォーカル録音はどれを聴いても素晴らしい!
アルバム内容にピッタリと合った幻想的で美しいジャケットも大きな魅力となっていますが、とにかく驚くほどの高音質盤です。
True Analogue 1-STEP 45rpm
トゥルー・アナログ:グルーヴ ノート 25周年記念 45rpm 2LP
<演奏>
ジャシンタ、ヴァネッサ・フェルナンデス、ベニー・ウォレス、
ロイ・ゲインズ、アンソニー・ウィルソン(vo)
<曲目>
Side 1 | |
1、アイ・ウォント・ユー | :V・フェルナンデス |
2、ハートに火を付けて | :ジャシンタ |
3、アイル・ネヴァー・スマイル・アゲイン | :ベニー・ウォレス |
Side 2 | |
4、ストーミー・マンデイ・ブルース | :ロイ・ゲインズ |
5、堤防が壊れたら | :V・フェルナンデス |
6、ファイアー&レイン | :ジャシンタ |
Side 3 | |
7、チャイナタウンのテーマ | :アンソニー・ウィルソン |
8、得たものに感謝する | :V・フェルナンデス |
9、ザ・ルック・オブ・ラブ | :ジャシンタ |
Side 4 | |
10、ヒア・バット・アイム・ゴーン | :V・フェルナンデス |
11、ヒアズ・トゥ・ライフ | :ジャシンタ |
12、胸いっぱいの愛を | :V・フェルナンデス |
♪ ジャシンタでお馴染みのGroove Note RECORDSが25周年記念として、 ヴォーカル・ファンは見逃すことの出来ない初のベスト・レコードが3月下旬にSerial No.入り限定盤として少数枚入荷しました。
しかもプレスは、RTI(Record Technology, Inc.)のOne Step plated 45rpm盤となります。 更に通常のベスト・レコードは、各レコードで使用されたマスタリング済みのマスターを集めてカットされますが、Groove Note RECORDSでは 1/2インチ 76cm/sのオリジナル・マスターテープから音源を集めて バーニー・グランドマンがカットしています。
私自身で購入したジャシンタやヴァネッサ・フェルナンデスのオリジナルアルバムと比較しましたが、かなり違います。
One Step plated 45rpmの威力はかなりのもののようです。
Serial No.入りの完全限定盤。
Supper Club Series 40 Titol
女性ジャズシンガーのベストセレクション 計40タイトル
今までベスト・レコードでは、単発で発売されたアルバムを選んでいましたが、今回はベスト・レコードとしてッSupper Club Series の
合計40枚を選びました。
初めにお断りしておきますが、今まで選んできたBest Recordsとは違いがあります。それは盤の管理が徹底されていないことです。
このため残念ですが、レコードによってはノイズが出ます。
それでもこのシリーズを選んだ理由があります。
・いづれも50年代 〜 60年代の名盤であること。
・殆どのレコードがこのシリーズ以外で新品入手が出来ないこと。
・価格が手頃なこと。
・程度の良い中古盤でも高価で、ノイズ等があること。
・音質が良いこと。
これらにより私個人的にはお勧め出来ますが、ノイズに敏感な方や
オリジナルにこだわる方には絶対にお勧め出来ません。
また、『価格が安いから音も悪いのでしょ!』という方もいらっしゃいました。
どこまで参考になるか分かりませんが、最近流行?の《空気録音》をして見ました。
再生機材は、皆様もご存知のような機材です。
・カートリッジ SHURE M44 針はJICO製です
・プレーヤー KENWOOD KP-1100 (アーム、電源部改良)
・アンプ LUXMAN SQ38FD(コンデンサー、球交換済み)
・スピーカー YAMAHA NS-1000 (ネットワーク改良)
これらの装置で、大好きなペギー・リーの『シングス・アー・スィンギン』を再生して、TASCAM DR-07Xをスピーカーから1.2m位離して設置して録音し、そのままMP4に変換しました。
オリジナル盤は持っていませんので、比較は出来ませんが、私の持っている国内盤 東芝EMI(Capitol)のレコードよりクリアで厚みのある音です。
このシリーズを聞いていない方が、音が悪そうだからと敬遠してしまうのは残念です。
元々の録音やノイズの出る盤も有りますが、音質は決して悪くないと思います。