Old & New Shop.では選りすぐりの名盤・名録音と言われたものを当時のオリジナル マスターテープから最新の技術でリマスタリングし、職人芸と言われていたカッティングをコンピューター解析などによって、理想的な状態でプレスした、高音質盤・復刻盤メーカーのアナログ レコードを中心にデータ配信やCDとはちょっと違う贅沢を販売しています。
※輸入盤は為替の関係等で、仕入時期等により価格が変化します。ご了承下さい。
proprius《カンターテ・ドミノ》と双璧の名録音が2xHDより復刻されます。
《カンターテドミノ》《ジャズ・アット・ザ・ポーンショップ》など、
クラシック、ジャズにおいても圧倒的な名録音で知られるproprius レーベルですが、《カンターテドミノ》の影に隠れた名録音盤があります。
それはモーツァルト《レクイエム》。
《カンターテドミノ》の録音から3年後に同じエンジニア:ベルティル・アルヴィングにより録音されました。
数10年年間レコードでの復刻は無かったようですが、高音質盤の復刻で知られる2xHDが、propriusのマスターテープを独自の2xHD FUSIONと呼ばれるチューンされた最新の Nagra-T テープレコーダーで再生し、ハイエンドの真空管再生技術でカッティングし複刻します。
指揮者のステファン・ショルドは北欧を中心に活動を行い特に合唱作品の演奏には定評があり、レクイエムは彼が30才の時の録音です。現在CDでも入手出来ないようですが、ハイレゾ配信で聴くことが出来ます。
2xHDのレコード発売が楽しみです。
1964年マイルス来日ライヴ 日比谷野外音楽堂 + 丸山公園音楽堂 初レコード化
1964年7月にマイルス・デイヴィスが日本での初公演を行い、7月14日に行われた東京厚生年金会館でのライヴは《マイルス・イン・トーキョー》としてレコードでも発売されました。
しかし、このレコードに収録されている7月12日の東京日比谷野外音楽堂と15日の京都市丸山公園音楽堂でのライヴはCDでの発売はありましたが、レコードでの発売は初めてとなります。
また、ジョージ・コールマンのあとに入団したテナー・サックスのサム・リバースとマイルスの共演は、日本の来日ライヴ以外に録音は見当たらなく、また、京都市丸山公園音楽堂での演奏は当時から特に素晴らしい演奏として語り継がれています。
マイルスの隠れた名盤が、Analogue Productionsより発売されます。
この『バース・オブ・ザ・ブルー』は、名盤『カインド・オブ・ブルー』が1958年に録音される1年前に同じメンバー、同じスタジオで録音されました。
しかし、あまりにも『カインド・オブ・ブルー』の評価が高かったためにその影に隠れてしまいましたが、『バース・オブ・ザ・ブルー』は、歴史的、音楽的にも重要な意味を持っています。
当時ジャズの最前線となるモーダル・ジャズを垣間見ることができ、コード進行では無く、現代のクラシック音楽での一般的なモードを使用した新しいアプローチの実験を始めていました。
アルバムには名曲『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』『ステラ・バイ・スターライト』など名曲が収録されています。
音源は、Columbiaが所有するオリジナル 3chマスターテープをヴィック・アネシーニにがステレオ・マスターテープにミックスダウンし、マスタリング・ラボのマシュー・ルタンスがダグ・サックスのカスタム・チューブ・システムを使用してカットされ、Quality Record Pressingsによりプレスした最高音質で復刻されます。
AudioNautes Recordings の1 STEP Process 4タイトル
イタリアの高音質復刻盤メーカー AudioNautes Recordings の1 STEP Processによる4タイトルです。
既発売のタイトルも含まれますが、オリジナル盤が高音質と定評のあるものだけを復刻し、プレス時に行われていた行程を3行程から1行程にした事で、よりクリアで忠実なカッティングが行われます。
その反面、ラッカー盤を500枚ごとに交換しなければならず、予めプレスに必用なラッカー盤を用意しておかなければならないため、大きなコスト上昇に繫がります。
それでもオリジナル盤に勝るとも劣らない高音質には価格を超えた定評があります。
山本 剛『ブルース・フォー・K』、ジュリアーノ・カルミニョーラ『ヴィヴァルディ:四季』、ハリー・ベラフォンテ『アット・カーネギー・ホール』、アルネ・ドムネルス『ジャズ・アット・ザ・ポーンショップ』の4タイトルとなります。
マーラー:交響曲全集 33rpm 17LP 豪華BOX 発売されました。
ベルリン・フィルハーモニーとハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガン、ペトレンコ、ラトル、ハイティンク、アバドの8人の指揮者によるマーラーの交響曲 全集が豪華17枚組特大ボックスセットとなって登場です。
ベルリン・フィル・レコーディングスはこれまで、ドイツ・グラムフォンなどのレコード・レーベルとは異なる独自のテーマに沿った豪華BOXをリリースしてきました。
その中でも、作曲家に焦点を当てたブラームス、ベートーベン、ブルックナーはダイレクト・カッティングなど演奏のみならず圧倒的な高音質レコードとしても評価され、今回はマーラーの交響曲全集へと繫がりました。
今回のマーラー:交響曲全集では、完成した9つの交響曲と未完成の第10番第1楽章《アダージョ》を、過去10年間のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のライヴ演奏から選ばれ、現在の首席指揮者ペトレンコと前任者であるアバドとラトルの演奏、そして客演指揮者で構成されています。
全世界限定 1,000セットとなっています。詳細はジャケット画像をクリックしてください。
最新のモーツァルト・レクイエム
2022年度のレコード・アカデミー大賞を受賞を授賞したラファエル・ピション率いるピグマリオンのバッハ:マタイ受難曲の次の録音は、モーツァルトのレクイエムでした。
通常であれば入祭唱から演奏されますが、レクイエム本編に入りますが、冒頭、ボーイソプラノの清廉な歌声による聖歌で始まります。通常「イン・パラディスム」は死者の祭儀を締めくくるのが通常ですが、ここでは生を祝うという役割です。
この美しい歌声を中断するように、独唱四重唱によるカノン「ああ、私たちの人生の歩みは短かく」、そして「ミゼレーレ・メイ」を経て、レクイエム本編に入ります。 CD、レコード同時発売です。
harmonia mundiは、1958年に南フランスのアルルに拠点を置く、高水準の古楽作品のほか、イザベル・ファウストやジャン=ギアン・ケラスといった人気ソリストたち、さらにロト&レ・シエクルらも名を連ねるレーベルです。
録音は、流石harmonia mundi という名録音だと思います。
注目のピアニスト ティファニー・プーン の PENTATONE デビュー盤
11月上旬にPENTATONEより注目のピアニスト、ティファニー・プーンのレコードが発売されます。
ティファニーは、8才でジュリアード音楽院のプレカレッジに入学し、10才でソロ・デビューをし成功させました。
2014年にはアメリカのナショナル・ヤングアーツに選出され、その後、オランダ、ドイツ、オーストリア、アメリカ、カナダ、シンガポール、香港など世界各地のコンサートツアーで成功を収めました。
現在は、ソロ活動を中心に室内楽にも取り組んでおり、このアルバムは、その中で2022年に録音された最新盤です。
プログラムは全てシューマンで、『子供の情景』、『アラベスク』、『ダヴィット同盟舞曲集』というシューマンを代表する作品を集めています。
また、PENTATONEは、1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社で、クラシックの専門レーベルで、フィリップス・サウンドを継承した高音質を期待できます。
ヘッドシェル リング9種類セット
カートリッジ、ヘッドシェル、リード線は常に注目されますが、ヘッドシェルとアームの接合部にあるシェルリングはあまり注目されていないと思います。
アームの専門家ではないので、具体的な数値で説明できませんが、アームはカートリッジ → ヘッドシェルから伝達される振動・共振の影響を受けていて、それは良く言われる低域共振だけではないと思います。
シェルリングは、ヘッドシェルからアームへの振動吸収材として作用することは容易に考えられます。
シェルリングはゴム系の素材が使われていますが、ゴムには多くの種類があり振動吸収なども異なります。
また、ヘッドシェルとアームに挟まれ経年変化により特性も変化してしまいます。
針と同様に消耗品として考えても良さそうです。
シェルリングを交換するだけで、私の駄耳で聞いても音の変化はそれぞれ異なりました。
音が柔らかくなるものや固めに締まるもの、音の定位が絞られるものや、少し広がるもの、ヴォーカルの後ろのエコーが明確に聞こえるもの、ベースが弾けるものや伸びるように聞こえるもの、S/Nが上がり静かになったように聞こえるものなど素材により違います。 アームの材質、ヘッドシェルの材質により合う、合わないは様々だと思います。
ヘッドシェル リングの素材の違いなどによる《音》の変化を手軽に体験して、より良い音で音楽をお聞き頂きたく9種類のシェルリングをセットにして販売致します。
Analogue Productions ビル・エヴァンス名盤 UHQR 45rpm 2LP BOX 2タイトル入荷
Analogue Productions + Quality Record Pressings によるUHQR 45rpm 2LPの次作はビル・エヴァンス
名盤中の名盤《ワルツ・フォー・デビー》と《サンデー・アット・ザ・ヴィレッジ・バンガード》です。
1961年6月25日にニューヨークのライヴ・ハウス『ヴィレッジ・ヴァンガード』で行われたライヴですが、収録後にビル・エヴァンス中心の楽曲をまとめ《ワルツ・フォー・デビー》とし、スコット・ラファロの演奏が際立つ楽曲を《サンデー・アット・ザ・ヴィレッジ・バンガード》として別々のアルバムとなりました。
この2タイトルの45rpm盤は、22枚組の《リバーサイド・レコーディングス》として現在も入手可能ですが、最新のレコード製造システムのUHQR 45rpm、クリア・ヴィニール盤として発売されるのは初めてです。
Analogue Productions が33rpmの《ワルツ・フォー・デビー》を復刻したのが1993年でしたが、それまで聴いていた他の輸入盤や国内盤とは違う音の良さが印象に残っていましたが、後に発売された《リバーサイド・レコーディングス》の中の《ワルツ・フォー・デビー》は更に臨場感豊かで、エバンスのピアノの輝き、ラファロのベースの余韻、モチアンのブラシの切れの良さなど45rpmの優位を実感しました。
特にUHQR 45rpm盤の音質の素晴らしさはジョン・コルトレーン《Ballads》にて確信しています。
レコード再生に関係のあるものの静電気電圧を調べて見ました。
今回、株式会社KEYENCEより静電気の電圧を測定出来る写真左側の《ハンディ型静電気測定器》をお借し頂きましたので、レコード再生に関係のあるものの静電気電圧などを調べて見ました。
レコードを入れるインナー(内袋)の違いによるレコード盤帯電圧の測定や、レコードのクリーニングを行うクリーナーやブラシを実際にレコードに使用した後の帯電圧測定。
また、実際にレコード再生のスタート時と終了時のレコード盤面の帯電圧の違いなどを
測定してみました。
詳細は下記の写真をクリックして頂き、超小型伝導ブロアのページ下段にあります。
KEYENCE 超小型除電ブロア
3秒で完全除電してくれる『KEYENCE 超小型除電ブロア』が『スゴイ!』
本来の使用目的は産業用製品の組み立て等で、静電気を除電するための製品です。しかし、実際にレコードの除電に使ってみたところ今まで使っていたレコード用の除電器とは全くレベルの違う効果がありました。
お勧めはスタンドに着け、プレーヤーの横に置いてレコード再生中もリアルタイムで除電を行うことです。
大きな効果が体験できます。内蔵ファンによるノイズを気にしましたが、風量をミニマムに絞れば、プレーヤーの横に設置しても2m程度離れると拙宅では気になりませんでした。
私自身今まで帯電ブラシ、帯電イレーサー、ピストル型の除電器、レコード再生中にリアルタイムで除電する帯電イレイサーなどいろいろ使用して来ましたが、個人的に一番効果のある除電器だと思ます。
超小型手のひらサイズ、静電気の有無がわかるKEYENCE独自の『見える化ライト』により目視では確認出来なかった静電気の有無が『オレンジ』と『グリーン』の色により確認出来るようになっています。
風量調が整可能なブロアに交換可能なフィルターが付いていて、ゴミを吹き付けないようにもなっています。
工業用のため入手し辛いのですが、こちらのShop.でも販売が出来るようになりました。
tas について
(tas) 表示のあるレコードについて、この表示は何ですか?とのご質問を頂きました。
そう言えば、tas表示にについて何も説明をしていませんでした。申し訳ありません。
ここで簡単に説明をさせて頂きます。
tasは、アメリカの権威ある高級オーディオ雑誌 The Absolute Soundの略称で、この雑誌は、1973年にハリー・ホール・ピアソンJr. により創刊され、マニア向けの音響機器のレビューや、音楽に関する様々なテーマの録音やコメントを掲載しています。
中でもアナログレコードに対するレビューは、「スーパー・ディスク・リスト」と名付けられピアソン自身が納得し参考にした幅広いジャンルからの高音質盤レコードリストです。(tasマーク付きレコード)
このリストは毎年更新され、新たに追加されながら発行され続けました。その結果「スーパー・ディスク・リスト」は読者から信頼され、愛され、そのリストに掲載されたタイトルは、世界中の高音質レコード制作メーカーによって継続的にリイシューされています。
信頼できる一例として、どんなにマスターの音が良くても、実際にレコードとしてプレスされた音が良くなければリストには載りませんし、同じマスターのレコードでもメーカーが異なれば見直され、良いものだけがリストに掲載されます。
ピアソンJr. は、2014年に亡くなりましたが、その意思は今も引き継がれています。
レコード選びの参考にして頂ければ幸です。
絶対にお勧めの女性ヴォーカルを集めました。
アナログレコード音楽を楽しむ時にどうしても欠かせないソースが、ヴォーカル物のレコードです。どうしてもCDでは出す事の出来ない独特の音があります。
ヴォーカル物がCDで満足出来ないのは音の優しさでしょうか。
そう、優しいだけで無く柔らかいために長時間聴いていても疲れることがないと思います。
ゆったりとレコードを真空管のシングルアンプなどで聴くことが出来たら、これまた聴き心地が良いのです。こちらではジャンルなどは気にせずに絶対にお勧めできる女性ヴォーカル盤を集めました。
お勧め盤のなかには録音年代の古いレコードも有りますが、高音質で復刻されたことにより、オリジナル盤よりも良い音のレコードだってあります。
約40枚のレコードのうち、1枚でもご参考になれば幸です。
ご希望があれば購入されたレコードは目視による無料検盤をいたします。
不良盤の多くは、目視による盤面チェックで発見ができます。
輸入盤は以前と比べ品質も向上していますが、不良盤もあります。
「せっかく購入したレコードが不良盤だった」、「不良盤の交換が面倒だ」、というご意見もあり、希望されるお客様 に無料の検盤を行わせて頂きます。
通常検盤を行った場合、外装のセロファン等は廃棄しますので必要な方は予めお知らせください。
ご注文の際にカートから進んで頂くとメモ欄がありますので、『検盤希望』『セロファンは必要』とその都度お書き下さい。
また、有償のレコードクリーニングも行います。必要な方はこちらをご覧下さい。