Classical The Best Disk 3
クラシック・ザ・ベスト・ディスクとして特に音質・演奏共に定評のあるレコードを掲載しています。
復刻されているレコードは、元々演奏・録音共に良いために望まれて復刻されていますが、その中からレコードを実際にご購入頂きましたお客様や店主の感想をまとめてここにピックアップしました。
これらをお探しの方の参考になれば幸いです。
★★★★★ = 高音質盤の中でも特に良い音です。 ★★★★ = 最上級の音質です。
Claudio Abbado Memorial Album
ベルリオーズ:《幻想交響曲》他 33rpm 3LP BOX
<演奏>
デボラ・ヨーク(s)/ ステラ・ドゥフェクシス(ms)
クラウディオ・アバド指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
バイエルン放送合唱団女声団員
<曲名>
メンデルスゾーン:劇付随音楽《夏の夜の夢》(抜粋) | |
Disk A | |
・序曲 |
|
・第1番 スケルツォ |
|
Disk B |
|
・第3番 合唱付きの歌『舌先さけたまだら蛇』 | |
・第5番 間奏曲 | |
・第7番 夜想曲 | |
Disk C | |
・第9番 結婚行進曲 | |
・第13番 終曲『わずかな光』 | |
ベルリオーズ:幻想交響曲 | |
Disk D | |
・第1楽章:『夢と情熱』 | |
Disk E | |
・第2楽章:『舞踏会』 | |
・第3楽章:『野の風景』 | |
Disk F | |
・第4楽章:『断頭台への行進』 | |
・第5楽章:『ワルプルギスの夜の夢』 |
♪ 2014年1月20日に亡くなった指揮者クラウディオ・アバド。
この録音は、2013年5月にアバドがベルリン・フィルに最後に客演した際の演奏を収めたもので団員のアバドへの思い出が詰まっています。
装丁も豪華で格調高い赤の布張りハードカバーで、ブックレットには非公開だった当時の楽団員や、共演のポリーニ、 バレンボイム、ブレンデルらとのリハーサル風景、プライベートを含む様々な写真が散りばめられおり正にアバドの『メモリアル・アルバム』となっています。
DGGとは異なるBerliner Philharmonikerの録音で、ラトルのブラームス、ベートーベン等ですっかりと録音技術が定着したようで、正にコンサートホールで聴いているような錯覚にとらわれます。
特に木管楽器の美しさは、今まで聴いた幻想の中でも飛び抜けています。
再生するオーディオ機器のグレードが高ければ高いほど自然で引き込まれる音を聴かせてくれると思います。音場感も特に広く圧倒されます。
アバドとのお別れを予感しているような演奏にも心打たれます。
Reich
LSOパーカッションアンサンブル 33rpm LP
<演奏>
LSO(ロンドン交響楽団)パーカッションアンサンブル
ニール・パーシー、デイヴィッド・ジャクソン、サム・ウォルトン
サイモン・キャリントン、フィリップ・ムーア、ジョセフ・ハヴラット
<曲目>
スティーヴ・ライヒ | |
Side A | |
1、クリッピング・ミュージック | |
2、木片のための音楽 | |
Side B | |
3、六重奏曲 |
♪ ロンドン交響楽団のメンバーで構成されたLSOパーカッション・アンサンブルは、卓越した演奏技術と音楽性を基にライヒのパーカッション作品を録音しました。
2016年のライヒ80歳を記念して行われたLSOセント・ルークスでのライヴ録音ですが、刻々と変化するリズムを正確無比に演奏してパーカッションの音色の豊かさやダイナミックレンジの広さを満喫させてくれます。
Mozart
モーツァルト:ピアノソナタ第11番《トルコ行進曲》他 33rpm LP
<演奏>
内田 光子(pf)
<曲名>
モーツァルト | |
Disk A | |
1、ピアノソナタ第11番 イ長調《トルコ行進曲付き》 | |
Disk B | |
2、ピアノソナタ第12番 へ長調 | |
3、幻想曲 ニ短調 |
♪ 内田光子初の高音質レコード。
女性らしい美しいタッチと優しいレガートが魅力です。
レコード、発売当時最高のピアノ録音と言われた名盤の復刻です。
勿論音だけで無く演奏も大変素晴らしい。
Mussorgsky
ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編) 45rpm 2LP
<演奏>
フリッツ・ライナー指揮
シカゴ交響楽団
<曲目>
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》 | |
Side A | |
1、第1プロムナード | |
2、小人(グノーム) | |
3、第2プロムナード | |
Side B | |
4、古城 |
|
5、第3プロムナード | |
6、テュイルリーの庭 | |
7、ビドロ(牛車) | |
Side C | |
8、第4プロムナード | |
9、卵の殻をつけた雛の踊り | |
10、サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ | |
11、第5プロムナード | |
12、リモージュの市場 | |
Side D | |
13、カタコンベ - ローマ時代の墓 | |
14、死せる言葉による死者への呼びかけ | |
15、鶏の足の上に建つ小屋 - バーバ・ヤガー | |
16、キーウの大門 |
♪ 「展覧会の絵」の決定盤といわれた名品。当時絶頂期のシカゴ響の実力が存分に感じられるまさに完璧な演奏によって描かれた名曲を、57年の録音とは思えないほど色鮮やかで迫力のある高音質で堪能できます。
それが45rpm 180g 2LPとしてより高音質となりました。
Rimsky-Korsakov
R・コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》 45rpm 2LP
<演奏>
フリッツ・ライナー指揮
シカゴ交響楽団
<曲目>
リムスキー・コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》 |
|
Side A | |
1、第1楽章 | :海とシンドバッドの船 |
Side B | |
2、第2楽章 |
:カランダール王子の物語 |
Side C | |
3、第3楽章 | :若い王子と王女 |
Side D | |
4、第4楽章 |
:バグダッドの祭り 〜 終曲 |
♪ 33rpm 200g盤でも素晴らしい音だと感動していましたが、上には上の音があるものです。 勿論音質だけではありません。
聴覚上のダイナミックレンジも広く聴こえ堂々とした鳴りっぷりです。
盤面交換は面倒ですが、この音を聴いてしまうと・・・
Mozart
モーツァルト:レクイエム ニ短調 33rpm LP
<演奏>
ゾフィー・カルトホイザー(s)/マリー=クロード・シャピュイ(ms) 他
ルネ・ヤーコプス指揮/フライブルク・バロック・オーケストラ
<曲目>
モーツァルト:レクイエム ニ短調 | |
Side A | |
1、入祭唱 | |
・永遠の安息を | |
・キリエ | |
2、 続唱 | |
・怒りの日 | |
・奇しきラッパの響き | |
・恐るべき御稜威の王 | |
・思い出したまえ |
|
・呪われ退けられし者達が | |
・涙の日 | |
Side B | |
3、オッフェルトリウム | |
・主イエス | |
・賛美の生け贄 | |
4、オルディナリオ | |
・聖なるかな | |
・祝福された者 | |
・アニュス・デイ | |
5、コムニオ | |
・永遠の光 | |
・主よ、彼らを永遠の光でお照らしください |
♪ おそらくレコード化されているモーツァルト:レクイエムの最も優れた録音のレコードだと思います。
明瞭度が高く瑞々しいのに柔らかく美しくしい合唱と木管と弦楽器の素晴らしいバランスには驚かされます。
Sibelius
>シベリウス:フィンランディア 他 33rpm LP
<演奏>
サー・チャールズ・マッケラス指揮
ロンドン交響楽団(ロンドン・プロムス交響楽団)
<曲名>
Side A | |
1、グリーグ :抒情小品集より《トールドハウゲンの結婚式の日》 | |
2、シベリウス :管弦楽組曲《キング・クリスチャン 2世》より | |
・エレジー | |
・ミュゼット | |
3、シベリウス :管弦楽組曲《ペレアスとメリザンド》より | |
・第7曲 アントラクト | |
4、グリーグ :2つのノルウェーの旋律 | |
・牛飼いの曲 | |
・田舎の踊り | |
Side B | |
5、シベリウス :交響詩《フィンランディア》 | |
6、シベリウス :劇音楽《クオレマ》より |
|
・悲しきワルツ |
|
7、グリーグ :2つの悲しいメロディー | |
・心の傷 |
|
・最後の春 |
♪
R.Strauss
R・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル 他 33rpm LP
<演奏>
フリッツ・ライナー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
<曲名>
R・シュトラウス :交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な》
:交響詩《死と変容》
・オリジナルレーベル:RCA / DECCA Living Stereo
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1956年9月
・エンジニア:ケネス・ウィルキンソン
・規格:33rpm 200g Stereo LP 完全限定盤
・音質:★★★★★
Beethoven
ベートーベン:交響曲全集 33rpm 10LP BOX
サー・サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
<曲名>
ベートーベン :交響曲第 1番 ハ長調
:交響曲第 2番 ニ長調
:交響曲第 3番 変ホ長調 《英雄》
:交響曲第 4番 変ロ長調
:交響曲第 5番 ハ短調 《運命》
:交響曲第 6番 ヘ長調 《田園》
:交響曲第 7番 イ長調
:交響曲第 8番 ヘ長調
:交響曲第 9番 ニ短調 《合唱》
♪ 2015年のベートーベン・チクルスはサイモン・ラトルの指揮による素晴らしい演奏と、先に発売されたCDの高音質が話題となりましたが、レコードはCDと異なるMS方式のワンポイント・ステレオ録音で収録されており先に発売されたブラームス:交響曲全集と同様の録音方式です。
これによりマルチ・マイク録音では味わえない自然で広がありコンサート・ホールの特等席で聴いているような臨場感を味わうことが出来ます。
24bit/192kHzのマスター音源からカッティングされています。
・オリジナルレーベル:Berliner Philharmoniker
・制作:Berliner Philharmoniker
・録音:2015年10月6日 〜 16日 ベルリンフィルハーモニーホール ライブ録音
:MS方式ワンポイント・ステレオ録音
・規格:33rpm 180g Stereo 10LP Serial No.付き 豪華BOX
・プレス:独 Pallas
・その他:全世界2,000セット限定盤
・音質:★★★★★
Tchaikovsky
ロイヤル・バレエ・ガラ 33rpm 2LP
<演奏>
エルネスト・アンセルメ指揮
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
<曲名>
チャイコフスキー:くるみ割り人形 より
・行進曲/こんぺい糖の精の踊り/アラビアの踊り
・中国の踊り(お茶)/あし笛の踊り/花のワルツ
ロッシーニ :風変わりな店 より
・タランテラ/アンダンティーノ・モッソ/カンカン
ドリーブ :コッペリアより
・序奏とマズルカ/序奏とワルツ/チャールダーシュ
・人形のワルツ
アダン :ジゼル より
・導入とワルツ/パ・ド・ドゥとヴァリアシオン
チャイコフスキー:眠れる森の美女より
・序奏―リラの精/バラのアダージョ―パ・ダクシオン
・ワルツ
シューマン :謝肉祭より
・ピエロ/めぐりあい/告白/パンタロンとコロンビーヌ
ショパン :レ・シルフィードより
・前奏曲/マズルカ/ワルツ
♪ 伝説とも言えるオーケストラ録音の最高峰がAnalogue Productions + Quality Record Pressingsから復刻です。
早速聴しましたが、1曲目の「くるみ割り人形」の行進曲が始まった途端に鳥肌が立ちました。 音の鮮度といい、オーケストラの臨場感といい、これは60年近く前のものではありません。オーケストラ録音の最高峰として語り続けられる事に納得できます。
長らく復刻を待たれていた超名録音・名盤の復刻盤は大歓迎です。
・オリジナルレーベル:London (CS6126)
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1959年1月13日〜16日 ロンドン キングスウェイホール
・エンジニア:ケネス・ウィルキンソン
・規格:33rpm 200g Stereo 2LP
・その他:絵本付き豪華ジャケット 生産限定盤
・音質:★★★★★
Brahms
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ1番 他 33rpm LP
<演奏>
デイヴィッド・アベル(vn)
ジュリー・スタインバーグ(pf)
<曲名>
ブラームス :ヴァイオリン・ソナタ 第 1番 ト長調
ドビュッシー :ヴァイオリン・ソナタ ト短調
バルトーク :ルーマニアのフォークダンス
♪ ジョン・カールにより改造されたStuderのデッキはウルトラ・マスター・レコーダーと呼ばれ、 1/2インチ 76cm 2Trでアナログ録音されました。収録に使用されたSchoepsのマイクロフォンは真空管のラインアンプで増幅され自然でダイナミックな音質となっています。
・オリジナルレーベル:Wilson Audio
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1984年2月
・リマスタリング:ケヴィン・グレイ(Coherent Audio)
・規格:33rpm 200g Stereo LP
・その他:限定盤
・音質:★★★★★
Beethoven
ベートーベン:ヴァイオリンソナタ第10番 他 33rpm LP
<演奏>
デイヴィッド・アベル(vn)
ジュリー・スタインバーグ(pf)
<曲名>
ベートーベン :ヴァイオリンソナタ第10番 ト長調
エネスク :ヴァイオリンソナタ第3番 イ短調
♪ 今回の録音ではデイヴィッド・アベルの弾くグアルネリ、そしてジュリー・スタインバーグのハンブルク・スタインウェイD-274から奏でられる音を収録するためSchoepsのCMC-36マイクを使用。
耳慣れた室内楽録音のレコードとは一線を異にする素晴らしく自然で豊かな音質です。
・オリジナルレーベル:Wilson Audio
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1984年2月
・リマスタリング:ケヴィン・グレイ(Coherent Audio)
・規格:33rpm 200g Stereo LP
・その他:限定盤
・音質:★★★★★
Winds Of War And Peace
戦争と平和の風 33rpm LP
<演奏>
ローウェル・グラハム指揮
ナショナル・シンフォニック・ウィンズ・アンサンブル
<曲目>
1、リバティファンファーレ
2、コマンドー・マーチ
3、フェスティバル・ファンファー・マーチ
4、海としての勝利(風のアンサンブルのためのR.R. Bennett)
5、エル・カミノ・リアル
6、サンタセシリア
7、シンフォニックダンス No.3 フィエスタ
♪ 指揮者のローウェル・グラハムは指揮者としても世界中のオーケストラバンドで活躍していますが、米国空軍戦術航空指令帯の指揮官でもあります。
・オリジナルレーベル:Wilson Audio
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1986年
・リマスタリング:ケヴィン・グレイ(Coherent Audio)
・規格:33rpm 200g Stereo LP
・その他:限定盤
・音質:★★★★★
Center Stage
センター・ステージ 33rpm LP
<演奏>
ローウェル・グラハム指揮
ナショナル・シンフォニック・ウィンズ・アンサンブル
<曲目>
1、オリンピック・ファンファーレ
2、カウボーイズ
3、オクラホマ !
4、バーナム
5、メリー・ポピンズ
6、ウエスト・サイド・ストーリー
♪ Studerのデッキを改良し1/2インチ 76cm 2Trでアナログ録音した驚異の音質。コンプレッサーをかけず収録されておりレコードで何処まで再現できるか再生装置のテストにも絶好のレコードです。
・オリジナルレーベル:Wilson Audio
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1988年9月17日
・リマスタリング:ケヴィン・グレイ(Coherent Audio)
・規格:33rpm 200g Stereo LP
・その他:限定盤
・音質:★★★★★
Brahms
ブラームス:交響曲全集 33rpm 6LP BOX D2D
<演奏>
サー・サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
<曲目>
ブラームス :交響曲全集
♪ 早速聴きました。久しぶりにレコードの音を堪能しました。
なんと言っても鮮度が違います。 採れたての果実のように新鮮でジューシーな音です。でもこの音は禁断の果実かも。これ以上の素晴らしいオーディオチェックレコードは無いかも知れません。
音の響きが本当に気持ちよく澄んでいて奇麗で生理的にも快感な音ですす。
・オリジナルレーベル:Berliner Philharmoniker
・制作:Berliner Philharmoniker
・録音:2014年9月18日 〜 26日 ベルリンフィルハーモニーホール ライブ録音
:ワンポイント録音 + ダイレクト・カッティング
・規格:33rpm 180g Stereo 6LP Serial No付き 布張りケース
・その他:全世界完全限定プレス 1,833セット(日本国内500セット)
:500枚完全限定盤
・音質:★★★★★
Power of The Orchestra
ザ・パワー・オブ・ジ・オーケストラ 45rpm 2LP
<演奏>
ルネ・レイボヴィッツ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
<曲名>
ムソルグスキー | :交響詩《禿げ山の一夜》* |
:管弦楽組曲《展覧会の絵》 |
♪ またまたAnalogue Productionsがオーディオファンから高い評価を得ていた名盤を33rpm 200g LPで復刻してくれました。RCAレーベルからすれば当時商売敵であるDECCAの名録音エンジニアであったケネス・ウィルキンソンに録音を担当してもらうというレーベル間の壁を越えた画期的なものでした。
その甲斐があって収録曲の録音史に残る名録音となっています。
・オリジナルレーベル:RCA Living Stereo Series (VCS 2659)
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1962年1月17日、1962年2月6日* ロンドン キングスウェイホール
・ エンジニア:ケネス・ウィルキンソン
・リマスタリング:ケヴィン・グレイ
・規格:Super Silent Disk & 33rpm 200g Stereo 2LP 完全限定盤
・その他:3チャンネル・オリジナルアナログマスターからの複刻
・音質:★★★★★
Rachmaninov
ラフマニノフ:交響的舞曲/ヴォカリーズ 45rpm 2LP
<演奏>
ドナルド・ジョハノス指揮
ダラス交響楽団
<曲目>
ラフマニノフ :交響的舞曲
:ヴォカリーズ
♪ アメリカのCESをはじめ、各オーディオ誌でも絶賛された45rpm 180g 2LPのレコードです。ジョハノスはあまり知られていない指揮者ですが、ラインスドルフの弟子で現代音楽の分野では有名です。
・オリジナルレーベル:VOX
・制作:Analogue Productions
・プレス:Quality Record Pressings
・録音:1967年
・規格:45rpm 180g Stereo 2LP
・リマスタリング:ケヴィン・グレイ
・その他:限定盤
・音質:★★★★★
Witches' Brew
魔女の秘薬 33rpm LP
<演奏>
アレクサンダー・ギブソン指揮
ロンドン新交響楽団
<曲目>
ムソルグスキー | :展覧会の絵より《グノーム》 |
:交響詩《禿げ山の一夜》 | |
アーノルド | :序曲《タモ・シャンター》 |
サン=サーンス | :交響詩《死の舞踏》 |
フンパーディンク | :歌劇《ヘンゼルとグレーテル》より 魔女の騎行 |
リスト | :メフィストワルツ第1番 |
♪ デモンストレーション効果バツグンのレコードです。
Analogue ProductionsのLiving Stereo Seriesの中でもベスト5に入ると思います。
・オリジナルレーベル:RCA Living Stereo (RCA-LSC-2225)
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1957年12月5日〜6日 ロンドン キングスウェイホール
・エンジニア:ケネス・ウィルキンソン
・規格:33rpm 200g Stereo LP
・その他:限定生産盤
・音質:★★★★★
Ballet Music & Carmen: Suite
バレエ組曲 《ファウストより》 他 33rpm LP
<演奏>
アレクサンダー・ギブソン指揮
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
<曲目>
グノー | バレエ組曲《ファウスト》より |
:ワルツ(アレグレット) | |
:アンサンブル(アダージョ) | |
:ヌビア人のダンス | |
:クレオパトラのダンス | |
:トロイの木馬のダンス | |
:ヘレンのダンス | |
:バッカス祭 | |
:マリオネット葬儀のマーチ | |
ビゼー | オペラ《カルメン》より |
:前奏曲 | |
:ハバネラ | |
:間奏 | |
:アルカラの竜騎兵 |
♪ ギブソン指揮の復刻レコードは少ないのですが、復興盤は皆優秀録音盤ばかりです。特にカルメンの「間奏曲」「ハバネラ」は、う〜ン と唸ること請け合いの優秀録音です。
・オリジナルレーベル:RCA Living Stereo (RCA-2449)
・制作:Analogue Productions + Quality Record Pressings
・録音:1959年月2月12日〜13日、4月7日
・エンジニア:ケネス・ウィルキンソン
・規格:33rpm 200g Stereo LP
・その他:限定生産盤
・音質:★★★★★
New Percussion Ensemble Music for Bang, Baaroom, and Harp
ミュージック・フォー・バーン・バルーム & ハープ 33rpm LP
<演奏>
ディック・ショリー指揮
ウィリス・チャルコブスキー(pf)/ジョン・フリゴ(vn)
ラッセル・クランドール、キャロル・バウム(harp) 他
<曲目>
Disk A | |
1、ナショナル・エンブレム・マーチ | |
2、バイア | |
3、ウェイ・ダウン・ヨンダー・イン・ニューオリンズ | |
4、ディンドンポルカ | |
5、パリの四月 | |
6、休日は急いで | |
Disk B | |
7、バックダンス | |
8、デュエル・オン・ザ・スキン | |
9、9月の雨 | |
10、おはじき | |
11、ザ・シーク・オブ・アラビア | |
12、タイピー |
♪ 元祖1960年代のオーディオチェック・レコードと呼ぶに相応しいレコードです。 よくもこれ程の数の楽器を上手くバランスさせ録音できたことに拍手します。たまには音量を上げて、ガンガンと鳴らしたくなるレコードです。
Chopin
ショパン:夜想曲 全集 33rpm 2LP
<演奏>
マリア・ジョアン・ピリス(pf)
<曲目>
Disk A | |
ショパン:夜想曲 全集 | |
・第 1 番 変ロ短調 |
作品9-1 |
・第 2 番 変ホ長調 | 作品9-2 |
・第 3 番 ロ長調 |
作品9-3 |
・第 4 番 へ長調 | 作品15-1 |
・第 5 番 嬰へ長調 |
作品15-2 |
・第 6 番 ト短調 | 作品15-3 |
Disk B | |
・第 7 番 嬰ハ短調 |
作品27-1 |
・第 8 番 変二長調 |
作品27-2 |
・第 9 番 変ロ長調 |
作品32-1 |
・第10番 変イ長調 |
作品32-2 |
・第11番 ト短調 |
作品37-1 |
Disk C | |
・第12番 ト長調 | 作品37-2 |
・第13番 ハ短調 |
作品48-1 |
・第14番 嬰へ短調 | 作品48-2 |
・第15番 へ短調 | 作品55-1 |
Disk D | |
・第16番 ト長調 | 作品55-2 |
・第17番 ト長調 | 作品62-1 |
・第18番 ト長調 | 作品62-2 |
・第19番 ト長調 | 作品72-1 |
・第20番 ト長調 | 遺作 |
・第21番 ト長調 | 遺作 |
♪ 1996年のレコード・アカデミー賞受賞の名盤。
ピアノのレコード盤は良い音のレコードが少ないのですがこのレコードは別です。ピリスのテクニックが素晴らしいためでしょうが、光りを放つような音色でありながら、穏やかで女性らしい滑らかな音色も叶います。
良いシステムで聴いて頂ければ、全てが上手くバランスしたレコードだとお分かり頂けると思ます。
Schubert
シューベルト・フォー・トゥー 33rpm 2LP
<演奏>
ギル・シャハム(vn)/イェラン・セルシェル(gt)
<曲目>
Disk A | |
1、シューベルト:ヴァイオリンソナタ 二長調 | |
・第1楽章 二長調 アレグロ・モルト | |
・第2楽章 イ長調 アンダンテ | |
・第3楽章 二長調 アレグロ・ヴィヴァーチェ | |
2、シューベルト:楽興の時 | |
・3番 ヘ短調 エール・リュス | |
Disk B | |
3、シューベルト:セレナーデ 白鳥の歌 | |
4、 :高雅なワルツ集 第4番 | |
5、 :12のドイツ舞曲 第3番 | |
6、 :最後のワルツ集 第12番 | |
7、 :高雅なワルツ集 第3番 | |
8、 :16のドイツ舞曲 第10番 | |
9、 :最後のワルツ集 第36番 | |
10、 :16のドイツ舞曲 第2番 | |
Disk C | |
11、シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 | |
・第1楽章 アレグロ・モデラート |
|
・第2楽章 アダージョ |
|
・第3楽章 アレグレット | |
Disk D | |
12、シューベルト:最後のワルツ集 | |
・第 1 番 | |
・第19番 | |
・第20番 | |
・第21番 | |
・第 6 番 | |
・第 2 番 | |
・第 3 番 | |
・第 4 番 | |
・第16番 | |
・第23番 | |
・第 7 番 | |
・第11番 | |
・第12番 | |
・第 9 番 | |
・第19番 | |
13、アヴェ・マリア |
♪ パガニーニ:フォー・トゥーで絶賛されたシャハムとセルシェルのコンビが贈るシューベルト・アルバム。
アルペジョーネ・ソナタのヴァイオリン&ギター版や、ピアノ小品、歌曲のアレンジなど豪華な内容。ギター好きで知られたシューベルトも納得の内容。 高音質のためオーディオ・チェックレコードとしても使われているお客様が沢山いらっしゃいます。
Rhapsodies
ラプソディーズ 45rpm 2LP
<演奏>
レオポルド・ストコフスキー指揮
RCAビクター交響楽団
<曲目>
Disk A | |
1、リスト :ハンガリー狂詩曲第2番 二短調 | |
2、エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番 イ長調 | |
Disk B | |
3、スメタナ:交響詩《わが祖国》より モルダウ | |
4、スメタナ:オペラ《売られた花嫁》より 序曲 |
♪ 33rpm盤も強力でしたが、流石45rpm 180g 2LP!S/N とダイナミックレンジが違います。
1960年の発売当時から最高の録音として高い評価を得ていたレコードで、当時としては画期的なレコード・ジャケットも話題になりました。
音の魔術師と呼ばれたストコフスキー独自の世界が広がります。
Living Stereo Seriesは、L、Rチャンネルに加え、センター・チャンネルも収録した3チャンネルで収録されており、これを上手くミックスすることにより立体的な音場再生を可能にしています。ストコフスキーのこのレコードは奥行きが深く、まさにLiving Stereoの狙った音を実現したレコードだと思います・
Brahms
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 二長調 33rpm LP
<演奏>
ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
フリッツ・ライナー指揮/シカゴ交響楽団
<曲目>
Disk A | |
1、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 二長調 | |
・第1楽章 二長調 アレグロ・ノントロッポ | |
Disk B | |
・第2楽章 へ長調 アダージョ | |
・第3楽章 二長調 アレグロ・ジョコーソ |
♪ Living Stereo Seriesのヴァイオリン協奏曲の中で最も音質の良いレコードで、ヴァイオリンの細かな音色とオーケストラの楽器のコントラストは出色です。
演奏だけでなく音質的にも大変優れているためかすぐに売れてしまいます。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲の定番と言われるダヴィッド・オイストラフ = ジョージ・セル盤と共に持っていたい1枚です。
Khachaturian
ハチャトゥリアン:組曲《仮面舞踏会》 他 33rpm LP
<演奏>
キリル・コンドラシン指揮
RCAビクター交響楽団
<曲名>
Disk A | |
1、ハチャトゥリアン:組曲《仮面舞踏会》 |
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・ワルツ | |
・ノクターン |
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・マズルカ |
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・ロマンス |
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・ギャロップ |
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Disk B |
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2、カバレフスキー:組曲《道化師》 | |
・プロローグ | |
・ギャロップ(道化師のギャロップ) | |
・行進曲 | |
・ワルツ | |
・パントマイム | |
・間奏曲 | |
・叙情的小シーン | |
・ガボット | |
・スケルッオ | |
・エピローグ |
♪ 超高音質名盤の複刻です!低域が厚く良く伸び、高域はしなやかで綺麗なことに驚かされます。ステレオ感も自然で、1958年録音だとは思えません。RCA交響楽団は当時録音専用のオーケストラのようで、一説ではニューヨーク・フィルやメトロポリタン歌劇場管弦楽団からのトラで構成されていたとか。上手い訳です。
この録音の前日に収録されたチャイコフスキー:イタリア奇想曲 と共に素晴らしい音質です。
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